まずはphpの基礎を学習しよう
管理番号1
まずは開発環境を用意しようこちらのコーナーではphpというプログラム言語の解説をしますが、作動させるにはプログラム本体がインストールされたサーバーが必要です。
今回は学習なので専用サーバーは必要なく、レンタルサーバーで十分です。
レンタルサーバーも種類は多いですが、私が使いやすいと思ったレンタルサーバーです。
コアサーバーは慣れるまで戸惑うことが多いと思いますが、価格の割には機能がよく、このサイトでも使っているPostgreSQLを標準装備しています。(プランによる)
また自由度が高いため、いろいろ試したい人も便利だと思います。
管理番号2
テキスト編集ソフトとftpソフトを選ぶテキスト編集ソフトはWindowsであればメモ帳でもいいですが、TeraPadやサクラエディタの方が便利だと思います。
いずれも無料で使えるので、ダウンロードしない手はありません。
テキスト編集ソフトに記述した後はレンタルサーバーに転送しますが、レンタルサーバーに転送機能があればソフトがなくても大丈夫です。
ただ専用のソフトの方が使いやすいので、僕はWinSCPというソフトを使っています。
管理番号3
文字を出力しようphpに限らずプログラム言語というのは正しい記述をしなければ、正確に作動しないし、場合によってはエラーを出力します。
今回は文字の出力方法を解説します。
文字を出力する前に、以下のように記述してください。
<?php 今回は全角で書きましたが、本番では半角で書いてください。
?>
これはphpで書かれた部分をコンパイラーというシステムに報せるためのものですが、理屈抜きで入力してください。
正確に入力しなければエラーが出ます。
次にすることは文字の出力ですが、今回は「日本太郎」という文字を出力します。
echo "日本太郎";
このファイルをレンタルサーバーに送りブラウザーから閲覧すれば、「日本太郎」という文字が表示されます。
ただ漢字を出力するときは、文字コードをUTF-8にした方が文字化けしにくいです。
先に紹介したテキスト編集ソフトでは、文字コードを指定することができます。
管理番号4
変数を出力しよう変数はデータの入れ物で、さまざまなデータが格納できます。
理解しやすいように、サンプルを提示します。
$test = "私は日本人です";
echo $test;
結果はブラウザーに「私は日本人です」と表示されます。
変数はプログラム言語において非常に大切なもので、変数を上手に使えば効率的にプログラミングできますよ。
最初は概念が掴みにくいかもしれませんが、何度も試行錯誤したら自然と身に付きます。
難しいことは考えず、まずは手を動かしてください。
管理番号5
違うファイルにも変数の値は渡せる$gakusei "東大生";
変数の概念については説明しましたが、「$gakusei」という変数を継続的に使いたいことはあります。
変数を継続的に使う方法としてはセッション変数に格納する方法がよく知られていますが、ここではフォームで送信する方法を紹介します。
重要なデータでない場合は、この方法でも問題はないと思います。
A.phpというファイルで「$gakusei」という変数を作成したとします。
この変数をB.phpに渡すためには、どうすればいいでしょうか?
答えは簡単でformのinput typeのパラメーターである「value」に「$gakusei」と指定し、送信ボタンを押すだけです。
これだけでB.phpに「$gakusei」の変数の値が渡ります。
本当に変数の値が渡ったかを調査するには、B.phpで「echo $gakusei」と記述してください。
ブラウザに「東大生」と表示されたら成功です。
フォームの使い方は以下のサイトを参考にしてください。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTML/Element/input
管理番号6
配列は便利一つの変数に複数の値を格納するときは配列が便利です。
例を見ます。
$name = array("佐藤", "田中", "吉村");
$name[] = "佐藤";
$name[] = "田中";
$name[] = "吉村";
[]内には数字を入れますが、数字の番号は連番になっているため、佐藤を出力したい時は0、田中を出力したい時は1と入力します。
$name[0]
こう記述すると佐藤がブラウザに表示される
管理番号7
条件分岐$adult = "成人料金"
条件分岐を使えば、条件付きで成人料金にできる
IF ($adult > 19){
echo "成人料金です";
}else{
echo "割引料金です";
}
条件分岐は条件によって処理を決める方法ですが、上の例では19歳以上は成人料金で、それ以外は割引料金にしています。
条件分岐を上手に使えば、占いプログラムも構築できるので、是非とも練習してものにしてください。